蛙カエル

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今日も今日とて本屋に寄りました。

そこで久しぶりの衝動買い。

今までその存在を知らなかったのだけれど、
ある人の作品集を閲覧していたら惹き込まれました。

その名はずばり
ミヤケマイさん。
独特のキャラクターデザインに和的な要素がてんこもり。

鼻息荒げてレジで清算したにも関わらず、
中途採用のようなおじさん店員が本書を厚紙カバーから引き抜くことが出来ず、
眉をへの字に汗かいて、そのまま裏の値段を見てお会計。
「いいのかなぁ・・・」不安げにエスカレーターに乗るために本屋を後にしたならば、

ブザーがブー!!

(;´Д`)

ジャック・バウアーのごとく走ってエスカレーター上って逃げました。

この本のせいか、帰りがけに寄ったドラッグストアでまたもや鳴ったんですけど。
いや、いわずもがなこの時も早足で逃げました。


ふぅ、今日は試練の多い日でした。 続きを読む

ライトボックス

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10年振りくらいにライトボックスを使っています。
真夜中に押し入れの中からゴソゴソと出し、
マイペットでゴシゴシと拭ったら、
雑巾が真っ黒になりました。
おそるおそる電源を入れたら・・・・点きました!!!

写真はライト点けたまま撮ってみたのですが、
この写真じゃ何が何だが分かりませんね^^;

ペン入れはきっとドキドキするだろうなぁ・・・
何年振りでしょう、こういう感覚。
今回に至るまでにもアナログを最近描いたことはあったのですが、
何だか熱が違うというか、盛り上がりが違うと言うか・・・。
ちゃんと手法の行程を作ってみたからかな。
パソコンで描き始めてからは忘れていた感覚のような気がします。

絵の内容が内容なのでjaguar hard painを久しぶりにかけながら描いてます。
でも自分の部屋はマンンションの廊下に面しているので
爆音でかけると凄く怪しいと思われそう。
ボリュームはひかえめ推奨です。
あ、モンキーの絵ではないのであしからず^^;

今日は朝からいいお天気で嬉しいなぁ。
本日は時間に余裕があるので、
帰り道にとある人のお墓に行こうかと計画中です。
さて、洗濯干して出掛けるぞ。 続きを読む

恋、酒、芸術そして本能と霊感

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展示終了もまじかとなった今日、やっとモディリアーニの展覧会に行って来ました。

今回の展覧会は自分にとって凄く刺激的かつ魅力的でした。

正直に言えば、かつての自分の中では学生時代に覚えた多くの画家たちの中の一人。
ただ、彼の持つオリジナリティにかすかな違和感はありました。
けれども特別嫌悪するほどでもなく、気に入るわけでもなく、
記憶の片隅に置かれたままの画家となりました。

訪れたレストランで彼の作品のポスターが飾られていたとき、
どうしてこの人の描く人物像はこうなの?
人間はこんな風体じゃないじゃない。
瞳はないし、首は長過ぎ・・・
生きているという人間よりは、まるで人形のようだな。
そう思って訝しんだこともありました^^;

彼に目を向けるきっかけとなったのは、
映画「モディリアーニ 真実の愛」を見たことから。
アンディ・ガルシアが彼の情熱と儚さを兼ね備えた人生を演じています。
この映画をきっかけとして、彼の35年間という時間の内側に目を向けると、
どのような過程でこの絵柄に行き着いたのか、
彼は最後まで何を表現したかったのか、
ちょっとした、彼の絵に辿り着くまでの情報を拾い集めて改めて見直すと、
知らず知らずのうちに彼の絵をしっくり落ち着いて見つめている自分がいました。

そして今回、本当の彼の肉筆の絵を見れるという機会は最高のものでした。

当初、来館まではここまでいいものを得られるとは思っていませんでした。

会場で彼の独特の人物像に囲まれ、
どのような部屋でどんなことに思い、
彼を囲う人々、友人にパトロン、そして人生で愛を捧げた2人の女性。
それらの群像がパリはモンパルナスでどう刺激を与え、反響し合ったのか・・・
そんなことを考えるほど、実は彼の描く人々の絵の内面は豊かで瑞々しいものでした。

彼の絵の場合、描く人物の風貌が風貌なので、
最初はどうしてもその部分ばかり気になり、
筆のタッチや色彩に目を向けにくいのかもしれません。
印刷物になった場合などはそこが顕著に表面化するので、
肉筆こそに彼のメッセージはある、そう感じました。

彼の人生は成功を掴みとった矢先に幕を閉じたこと、
一時影響を受けたポール・セザンヌとも重なるものがあるような気がします。
繊細で優美、官能的な女性像を追い求めた彼の死後、
彼の最愛の女性、ジャンヌも彼の元を追いました。

ー彼は成功の暁にこの世を去ったー

モンパルナスで最も有名な墓地に眠る彼の石碑にはそんな一節が刻まれているそうです。 続きを読む

浮世絵

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最近、マイブームなのが浮世絵です。
前々から好きなジャンルではありましたが、
その「好き」にはもう一段階上があった!というかんじなのです。
しかも図ったように昨日は歌磨呂の番組が、
そして本屋では最近広重の大判画集が発売されています。

この広重の画集を閲覧したいがために、
帰りがけについつい本屋に立ち寄ってしまいます。
捲る度にドキドキしてほぅぅ・・・と溜息をついてる怪しい奴です。
広重は形は簡素だけれど、色が凄くいいのです。
空の夕焼けの朱と地面を覆う松の緑へのグラデーションなど特に奇麗。
欲しい、欲しいと思いつつ通い始めて早一週間、悩みは尽きません。
まぁ、悩みと言っても物欲ですが^^;

浮世絵ってそれまでの日本画や水墨画に比べれば、
日本のいわばポップ・アートですよね。
大量生産可能になったからこそ、
庶民に向けて作られるようになった親しみ易い絵。
西洋の印象派を始め、ロートレックなどもこよなく愛した浮世絵。
面で形を追う西洋にとって、
線と色で彩る世界が新鮮に映ったのだとも思うけれど、
それよりも、きっと日本が無宗教性の強いお国柄だからこそ、
宗教を重んじ、そこから美術が発展して来た国の人々には
一つのセンセーションだったのかもしれないですね。

しかし浮き世を描くから浮世絵とは、
名前自体がすでになんとも粋だと思えて来ます。 続きを読む

雷神風神図

習作としての絵をTOPに置き換えました。
リンクも一件追加させていただきました。

でも・・・

今回の絵の表情、しばし見ているには、よろしくない顔付きです。
ちょっと満足行かなかった。

分かり始めると面白いけれど、
まだまだ使いこなせませんPhotoShop。
絵を描きながら、検索で手法を探しながら描きあげました。
こうやって枚数を重ねれば、どんどん上達するのかな。

ただ、色々な手法で誤摩化す・・・といったことに
慣れないようにしないといけないと思いました。
ソフトを使えない時分は
「凄いなぁ~、これどうやって描いたのだろう?」と思っていましたが、
少しではありますが出来る事柄を覚えてくると、
「なぁんだ」と思うこともありますね。
その手法を本当に「効果」として使えるのか?
そこがペイントソフトの大事な部分なのかも知れません。

しかし機能が限られている絵板で慣れていたぶん、
SAIやフォトショは機能が充実だけれど、
その充実さ故に「思いきりな決断」を躊躇してしまいます。
どれでもいじれてどうとでもなる・・・そうなると、
最後の最後まで足掻けますから^^;
そのうちどれが良くてどれが駄目か・・・その判断が麻痺しそう。
あと、ペイントソフトで重量感を出すにはどうすればいいものかも課題です。
絵板の方が機能が少ない分、また解像度が低いなりの良さがあるんですよね。

もっと描いて掴み取らなきゃ。
今はそんなかんじです><

さて、こんな私事な絵の話から一服。
某Rさんのに見せても爆笑を勝ち得た動画を張って置きます。
息抜きにどうぞ~。 続きを読む
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