話題

ラスト・フレンズ

以前の記事で注目していると書いていましたが、
今期のクールで最後まで見ていたドラマがラスト・フレンズでした。

撮影場所が地元ということだけでチェックしたという事の発端(・w・)
最後まで見ていた・・・とは言ったものの、
放送時間に見れていたわけではなく、
HDRに撮り溜めしていたものをこの二日間で一挙に見たのです(´・ω・`)b

1、2回目のころに「これから重そうな展開になるだろうなぁ・・・」
そう思ったからこそ放送時間を意識せず溜めてしまったのですが、
巷での評判が後半に入るにつれ急上昇したこともあり、再度見始めました。
本日放送分の特集編はまだ見れていないのですが、
本編はなんとか見終わった!

たしかに面白かったです。
綺麗すぎる舞台設定ときらきら輝く若者が集っているのに、
それぞれが何かを抱えている・・・そんなお話。
その両方を押さえていたからこそ魅力的だったのだと思います。
また、絶妙なタイミングで入る宇多田ヒカルの曲も良かったですね。
あんな間であの壊れそうに澄んだ声が入ると物語の臨場感が否が応でも上がりますから。
一つのお話が今日も終わる・・・そんな48分辺りの「ここだ!」
そう思わず感じてしまう箇所にどんぴしゃりと流れるのです。

あとTVドラマだと最終回が尻切れとんぼだったり、
物足りなさが残ったりなどしがちなのですが、
終わりのまとめ方も良かったと思います。
この手の"暗さ"や"悩み"を武器にしたお話で最後まで救いようがなかった・・・
そんな終わり方を迎える作品も多いですから。
でもそういうのは映画に任せればでいいと思うのです。
誰もが気兼ねなくTVのチャンネルを点けて身近に見るTVドラマは
悲しいエピソート、辛いモノローグがあったとしても
最終的にはハッピーエンドがいい。
それで全てが救われるから。
ワンクールその作品を見るとなると、
映画よりもキャラに情が沸くし、
それぞれが幸せになるように・・・
そう願うようになるものですし。

ドラマだ映画だの枠を抜きにしても、
全ての状況下においても、
やっぱり、
「幸せになりました。めでたしめでたし」がいいんです。
だってそれが人間の望みの理想像としていつの時代も在り続ける結末だから。

いやぁ~

青春っていいやね!!(≧ω≦)b 続きを読む

雑誌

今日帰って来て気になったヤフニューが一つ・・・
その名もイケメンバンク

・・・・

なんですか、これ?Σ(゜ロ゜;)!!

内容本文を読んで失笑してしまいました。
買う人いるのだろうか?
自分ではおいそれと買えないと思うので、
友人知人のプレゼント辺りのポジションとして扱うには美味しいかもしれない。
しかも男友達にとかね(☆゜д゜)

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さてさて、帰りがけにはBRUTUSの今週号を買って来ました。
上野の森での「最後の漫画展」、行くつもりではいるものの、
この号の発売以降は混み具合が激しくなりそう。

先日、知り合いの絵師さんから聞いたことから知ったのですが、
井上さんは人物画は全て筆で描いてるんですね。
さすがに墨ではないものの、
筆の強弱で創り出される黒い線にはやはり迫力が生まれる気がします。
読み応えのありそうな一冊です。

BRUTUSを買うついでに、ダ・ヴィンチもチラリと覗いて来ました。
後半、オノナツメさんの特集記事が掲載されていたのです。
オノナツメさんの何が好きって作品から薫るイタリア臭、これにつきます。
(和物も描いておられますが)
イタリアを背景に、
バルやアパルトマンに集う人々の何気ない生活が描かれているのですが、
間合いや表現が独特なんですよね。
読み切りになればなったで、お話の構成も上手なんです。
自分は特にリストランテ・パラディーゾが好きなのですが、
これはきっとレストランで働いていたことが影響している気がします。
そして本誌を読んでこの漫画のキャラ、
クラウディオにモデルがいたことを知りました。
写真も載っていたのですが・・・似てる!

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ちなみに右の老紳士がクラウディオ。
オノナツメさん自身、単身でイタリア留学をされた経験があり、
その時に知り合ったのがクラウディオのモデルさんらしいです。
いいなぁ、イタリアに留学だなんて考えるだけで涎が出ちゃいます。
フィレンツェに住んでみたいよぅ。

以下、絵のこと。 続きを読む

展覧会の絵

行きたい展覧会が幾つかあります。

まず六本木でやってるモディリアーニ。
そしてこれを観に行くのなら、
同じく六本木のカフェでやっているベンジーのイラスト展も観に行きたい。

あとはまだ先だけれど、7月から始まる「対決・巨匠たちの日本美術」。

この間、たまたま読み返したギャラリー・フェイクに
長谷川等伯の松林図を題材とした話があり、
見てみたいなぁと思っていた矢先にこの展覧会を知ったのです。

漫画では、等伯は等泊に名前が変えられています。
お話は等泊の作品であるにもかかわらず、
未完が故に後の時代に第三者により、
価値を見いだすために落款が押されたというもの。
それは今の時代の科学鑑定に答えを委ねるのなら、
落款の押された時期は制作時期とはかけ離れている・・・
言ってみれば贋作とされても仕方がない。
その作品の価値を証で判断するのか、あるいはその作品の持つ美で判断するのか?

そんなお話。
なかなか面白かったんです^^
あと若中や光琳、応挙、有名どころを一度に観られるのが嬉しいじゃないですか。

この展覧会のブログパーツをブログ下方に張りました。
最近、気になっている山口晃さんの絵による巨匠対決からサイトに行けます。
もし宜しければどうそ~。 続きを読む

rhythm

最近、走っているときはヘヴィロテでカエラちゃんのアルバム、
「+1」を聴いています。

このアルバム、走るリズムに合わせ易いのです。
走っているときは、合う曲、合わない曲のどちらかに大体分かれるのですが、
他にレッチリ、フランツなどが合わせ易い音達かな。
なるべくリズム隊が突飛に内容を変えたりせず、
緩やかな流れを伴って変化する音がいいのだと思う。

このアルバム、買うきっかけは半ばチャレンジ!だったけれど、
音も聴きやすいし、なんといっても好きなメロディが多かった!
久し振りにいいアルバムをチャレンジ買いできました。

走ることと、今読んでいる本が関連してもいるのだけれど、
最近"リズム"と言う言葉に魅力を感じます。
この言葉の表すところは、
果てしなく広すぎて掴みどころがないのだけれど、
風のリズム、呼吸のリズム、己のリズム、
時間の流れに身を浸した物質がエネルギーを発するところには、
かならずリズムが生まれると思ったのです。

そうしたら、
今日になってネットで見付けた村上春樹さんのインタビューも
リズムという言葉をテーマとしていました。
主に翻訳本を題材に置いた上で出た言葉でしたが、
翻訳に限らず、文章にもリズムがあるんだそうです。

「リズムの滞っている小説は、一部の人が長く読んだり、
たくさんの人が短期間読むことはあるけれど、
たくさんの人が長い期間ずっと読み続けることはない」


なるほどなぁ、と。

リズムって古代ギリシャ語のリュトモスが語源で、
「流れる、形、形式」などを意味があったのだそうです。
あ、やはり流れるってことが根本なのか、としっくり感じました。

細々と枝分かれして流れる弱い川では土地を肥沃させるには足りない、
大量に勢いのある水では土地は洗い流されてしまう。
ほどよく変化し、一定の流れる速度を維持した川こそが、
後々その一定の存在感を維持し、穏やかに大海に繋がる・・・。
そんなことを連想しました。 続きを読む

シエンツァ

先週放送し、録画しておいたダ・ヴィンチの特番を観ました。
いや~、凄い!!!!

ダ・ヴィンチが素敵。

ミケランジェロが素敵。

ラファエロが素敵。

そしてジョルジョ・ヴァザーリが素敵・・・

パウロの本と平行して
塩野さんの「ルネサンスとは何であったのか」を読んでいたこともあり、
激辛料理を食べて目から火が出るように、
動悸を激しくさせ観てました。

彼女の説いたルネサンスの本質・・・

"見たい、知りたい、わかりたいという欲望が爆発し、それを表現した精神運動"

この言葉を念頭に置いていたらそりゃ興奮もするさ。
イタリア再訪したくもなるさ。
というか、色んな土地に行きたくなる。
旅をしてみたくなる。

そして自分がブクマしている方のブログを読み、
(これがまた毎回面白いし、魅力的なの)
今日の記事がこれまた
今回の感想と類似しているとも思えて嬉しくなった。
自分が視野を広げれば、
エネルギーをくれる何かはいつも近くに転がっているんだよね。

魂の底にある"熱"が大事。
"熱"があれば"勢い"が生まれ、行動力が生まれるもの。

それを認識した上で行動すれば、
結果、見えないエネルギーを実感することが出来る。
溢れるエネルギーを実感すると、
人を介すことでエネルギーは共鳴することが出来ることを知る。
みんな、みんな、どこかで影響し合ってつながっている。
言うなれば大きな輪のようにつながっている。

世界は広いし、歴史は深い。

はぁ~、人生って楽しいじゃないか!
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